精選版 日本国語大辞典 「玉垂」の意味・読み・例文・類語
たま‐だれ【玉垂】
〘名〙 (古く「たまたれ」とも)
※後撰(951‐953頃)雑二・一一五七「玉だれの編みめのまより吹く風の寒くばそへて入れんおもひを〈よみ人しらず〉」
② 雨のしずく。
※浄瑠璃・凱陣八島(1685頃)一「もすそにかかる玉だれもたがひの思ひかずとりて」
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