デジタル大辞泉
「スコルダトゥーラ」の意味・読み・例文・類語
スコルダトゥーラ(〈イタリア〉scordatura)
音楽で、弦楽器の変則的な調弦法をいう。これによって、通常の調弦法では不可能なさまざまの効果を得ることができる。主に16~18世紀に流行した。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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スコルダトゥーラ
scordatura
音楽用語。弦楽器特にバイオリンで,重音奏法やアルペッジョを容易にするために,本来の調弦の代りに変則的な調弦にすること。 17~18世紀には盛んに用いられたが,19世紀以後は,ギターを除いてはほとんど使用されない。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内のスコルダトゥーラの言及
【バイオリン】より
…音域は第4弦の最低音のトからほぼ4オクターブに及ぶ。4本の弦は5度間隔に調弦されるが,曲によってはスコルダトゥーラと呼ばれる変則的な調弦を使う場合がある。一般に最高音の第1弦E線にはスチール弦,第2弦A線,第3弦D線,第4弦G線にはガットの巻線を用いる。…
※「スコルダトゥーラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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