調弦(読み)チョウゲン

精選版 日本国語大辞典 「調弦」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐げんテウ‥【調弦・調絃】

  1. 〘 名詞 〙 弦楽器の弦の音律を整えること。
    1. [初出の実例]「調絃 箏和琴ともに、柱を立て、調子をしらぶるを、仁智要録、類箏治要、東遊古譜等に、調弦とあり」(出典:歌儛品目(1818‐22頃)八)
    2. [その他の文献]〔謝朓‐贈王主簿詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の調弦の言及

【調律】より

…鍵盤楽器,音程をもつ打楽器,管楽器の管長や指孔の形状・位置,フレット楽器のフレット位置などが対象となる。鍵盤のない弦楽器の開放弦については調律といわずに調弦という。音高決定には2通りの方法がある。…

※「調弦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む