…シカゴのアイルランド系移民が住むサウス・サイドに生まれ育ち,雑多な職業を経て入学したシカゴ大学に在学中から小説を書きはじめた。同地区の貧民の生活を素材に,家庭や学校や教会に代わって街頭や賭博場が教育機関となった当時の大都会の少年の転落の姿を,くどいほど克明なドライサー的自然主義の手法に,ジョイスに倣った〈意識の流れ〉の技法をも加えて描いた三部作《スタッズ・ロニガンStuds Lonigan(若きロニガン)》(1932),《スタッズ・ロニガンの青春時代》(1934),《審判の日》(1935)を発表。この代表作とは逆に,環境に反逆する精神的強さをもった主人公ダニー・オニールを設定してその運命をたどった《私の作らなかった世界》(1936)に始まる長編五部作も同工異曲である。…
※「スタッズ・ロニガン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
生まれて初めての恋。[補説]書名別項。→初恋[類語]恋・恋愛・愛恋あいれん・愛・恋情れんじょう・恋慕れんぼ・思慕しぼ・眷恋けんれん・色恋いろこい・慕情ぼじょう・恋心・狂恋・悲恋・片恋・片思い・岡惚れ・...