現代外国人名録2016 「スタンリークワン」の解説
スタンリー クワン
関 錦鵬
Stanley Kwan
- 職業・肩書
- 映画監督
- 国籍
- 香港
- 生年月日
- 1957年10月9日
- 学歴
- 浸会学院(マスコミ論)卒
- 受賞
- 香港電影金像奨監督賞〔1989年〕「ルージュ」,金馬奨グランプリ〔1989年〕「フルムーン・イン・ニューヨーク/人在紐約」,シカゴ国際映画祭監督賞〔1992年〕「ロアン・リンユィ/阮玲玉」,香港映画監督協会賞最優秀監督賞〔1999年〕,金馬奨監督賞(第38回)〔2001年〕「藍宇」
- 経歴
- 浸会学院でマスコミ論を学ぶ傍ら、香港TVBのアーティスト訓練コースに通う。1978年TVBの製作助手として働き、’79年余允抗監督の助監督となり、その後許鞍華、区丁平などの助監督として映画を学ぶ。’84年「女人心」で監督デビュー、以来現代の孤独な都市生活者たちの愛の姿を問う作品を撮る。’88年「ルージュ」が各国の映画祭で上映され、香港ニューウェーブ第二世代を代表する監督の一人となる。’99年日本の岩井俊二監督、台湾のエドワード・ヤン監督とともに新レーベル、Y2Kを設立、第1弾作品「異邦人たち」(2000年)を監督。他の作品に「地下情―追いつめられた殺意」(1986年)、「フルムーン・イン・ニューヨーク/人在紐約」(’89年)、「ロアン・リンユィ/阮玲玉」(’91年)、「赤い薔薇 白い薔薇」(’94年)、「ホールド・ユー・タイト」(’97年)、「藍宇 情熱の嵐」(2001年)、「画魂 愛の旅路」(2003年)、「長恨歌」(2005年)、「用心跳」(2010年)など。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報