すっぽかし(読み)スッポカシ

デジタル大辞泉 「すっぽかし」の意味・読み・例文・類語

すっ‐ぽかし

仕事約束などをすっぽかすこと。ほうっておくこと。「またすっぽかしを食う」
いいかげんなこと。口から出まかせを言ってばかにすること。
「あんまり人を―にしねえもんだよ」〈洒・烑灯蔵〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「すっぽかし」の意味・読み・例文・類語

すっ‐ぽかし

  1. 〘 名詞 〙 仕事や約束などをそのままにして捨て置くこと。転じて、口からでまかせのこと。いいかげんなこと。
    1. [初出の実例]「『何ンのあんなかわ羽織といちやなぞは一向ない所さ』『すっぽかし斗。しって居らアな』」(出典:洒落本・寸南破良意(1775)新ござ)
    2. 「御蔭で僕等はすっぽかしを喰はされてしまったが」(出典:若い人(1933‐37)〈石坂洋次郎〉上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む