スティード(読み)すてぃーど(その他表記)Henry Wickham Steed

日本大百科全書(ニッポニカ) 「スティード」の意味・わかりやすい解説

スティード
すてぃーど
Henry Wickham Steed
(1871―1956)

イギリスの新聞記者。イエナベルリンパリの各大学に学んだのち、1896年『タイムズ』に入り、ベルリン、ローマ、ウィーン特派員を務め、1914年外報部長となった。1918年からはノースクリフ卿(きょう)のもとで対ドイツ宣伝工作の指揮をとった。1919年からは編集長を務めたが1922年退社。1923~1930年『レビュー・オブ・レビューズ』誌の発行者となり、1925~1938年にはロンドン大学キングズ・カレッジで中部ヨーロッパ史を講義、1937~1947年にはBBC海外放送で国際問題の解説を担当した。『ハプスブルク王国』(1913)、『ヒトラー主義』(1934)、『新聞』The Press(1938)などの著書がある。

[伊藤慎一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「スティード」の解説

スティード

生年月日:1871年10月10日
イギリスのジャーナリスト
1956年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む