スティーブナッシュ(読み)すてぃーぶ・なっしゅ(その他表記)Steve Nash

最新 世界スポーツ人名事典 「スティーブナッシュ」の解説

スティーブ ナッシュ
Steve Nash
バスケットボール

バスケットボール選手(レイカーズ)
生年月日:1974年2月7日
国籍:カナダ
出生地:南アフリカ・ヨハネスブルク
学歴:サンタクララ大学
経歴:1996年ドラフト1巡目全体15位でNBAサンズ入団。’98年マーベリックス移籍してポイントガードとしての才能を開花させ、2000〜2001年シーズンから連続でプレーオフ進出する常勝軍団を率い、2001〜2002年シーズンにはオールスターに初出場。2004年古巣のサンズに復帰すると、ショーンマリオン、アマレ・スタウドマイアーといった強力な選手たちを従えたラン&ガンオフェンスでリーグ席巻、復帰1年目の2004〜2005年シーズンは62勝20敗の成績でリーグ首位となり、アシスト王とカナダ人初のシーズンMVPを獲得した(プレーオフではカンファレンス決勝でスパーズ敗れた)。2004〜2005年シーズンもプレーオフに進出したが、カンファレンス決勝でマーベリックスに敗れた。同シーズンも2年連続でアシスト王とシーズンMVPを獲得。2006〜2007年シーズンも年間61勝を挙げたが、カンファレンス準決勝でまたもスパーズに阻まれNBAファイナル進出はならなかった。この間、リーグ最高のポイントガードとして評価され、オールNBAファーストチームに3年連続で選出された。2007〜2008年、2009〜2010年シーズンもプレーオフに進出、2009〜2010年シーズンはカンファレンス決勝に手が届くもレイカーズに敗れた。2012年レイカーズに移籍。選手としては晩年に至りながらも大きな衰えは見せず、2009〜2010年、2010〜2011年シーズンにもアシスト王に輝き、2011〜2012年シーズンには38歳で通算8回目のオールスターに出場した。抜群のリーダーシップ、5回のアシスト王が裏打ちする広い視野とパスセンスに加え、精度の高いシューターとしても定評がある。2000年シドニー五輪にカナダ代表として出場した。191センチ、81キロ。

出典 日外アソシエーツ「最新 世界スポーツ人名事典」最新 世界スポーツ人名事典について 情報

知恵蔵mini 「スティーブナッシュ」の解説

スティーブ・ナッシュ

元プロバスケットボール選手。1974年2月7日、南アフリカ生まれ、カナダ育ち。191センチ 、81.6キロ。米国サンタクララ大学で活躍後、96年、NBAドラフト1巡目で指名されてフェニックス・サンズに入団。98年、トレードダラス・マーベリックスに移籍すると、屈指のポイントガードとしての地位を確立した。2004年、フリーエージェントでフェニックス・サンズと契約。05~06年と2年連続でシーズンMVPに選出され、史上最高の司令塔の1人と評された。12年、ロサンゼルス・レイカーズに移籍したが、腰を故障し14年10月に今シーズンの全休を発表、15年3月21日、現役引退を表明した。オールスターゲーム出場8回、NBA通算1217試合出場、1試合平均14.3得点、8.5アシスト。通算アシスト数1万335本は、NBA歴代3位。

(2015-3-25)

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