ストローポール

共同通信ニュース用語解説 「ストローポール」の解説

ストローポール

国連事務総長選の候補を絞り込むため安全保障理事会が行う非公式投票。非公開で、最初の段階は常任理事国5カ国、非常任理事国10カ国とも同じ投票用紙を使うが、候補を絞り込んだ段階で常任理事国だけ別の用紙を使用。拒否権を持つ常任理事国の1カ国でも反対した候補は自動的に脱落する。英語のストロー(STRAW)には前兆風向きの意味があり、人気を知るための世論調査や非公開投票をストローポール(STRAW POLL)やストローボート(STRAW VOTE)という。米大統領選でも同名の投票があり、共和党が選挙前年に大統領候補を絞り込むため実施しているが内容は異なる。(ニューヨーク共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android