すぱり(読み)スパリ

デジタル大辞泉 「すぱり」の意味・読み・例文・類語

すぱり

[副]
刃物で、いっぺんに切り落とすさま。すぱっと。「枝をはさみですぱりと切る」
ためらわずに物事を行うさま。すっぱり。「すぱり(と)思い切る」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「すぱり」の意味・読み・例文・類語

すぱり

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) 勢いよく、または、ためらわないで物事を行なうさまを表わす語。物を一度に気持よく断ち切るさま、未練なく決断するさまなどにいうことが多い。すぱっと。
    1. [初出の実例]「藤尾はすぱりと句を切った」(出典:虞美人草(1907)〈夏目漱石〉八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む