スペキエス(その他表記)species

翻訳|species

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スペキエス」の意味・わかりやすい解説

スペキエス
species

種,形象などを意味するラテン語ギリシア語eidosに相当する論理学および認識論の主要概念トマス・アクィナスアリストテレスの影響のもとに感覚的認識から知性的認識への移行を,(1) 能動的知性 intellectus agensによる個別的な映像 phantasmaからの species intelligibilis (可知的形象) ,すなわち普遍者の抽象,(2) 可能的 (受動的) 知性への species impressa (印象的形象) の賦与,(3) 限定された可能性の反応としての精神の言葉,すなわち species expressa (表現された形象) という speciesの転位的現象として説明する。 species expressaが真の意味での普遍概念であり,speciesのかかる転位的現象は人間的知性が生得の概念を有さないことを示している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む