スペキュレイティブ実行

ASCII.jpデジタル用語辞典 「スペキュレイティブ実行」の解説

スペキュレイティブ実行

パイプラインアーキテクチャーを持つマイクロプロセッサーにおける性能向上技法の1つ。スペキュレイティブ実行の機能を持つマイクロプロセッサーは、分岐条件の結果が決定する前に、分岐先の命令見込みで実行してしまう。この見込みが誤った場合(その分岐が起こらなかった場合)は、見込みにより実行した命令をやらなかったことにして、正しい命令列を実行する。このスペキュレイティブ実行では、プログラム基本ブロックを越えて命令の並列実行が可能になる。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

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