スメクタイト(その他表記)smectite

関連語 富田

最新 地学事典 「スメクタイト」の解説

スメクタイト

smectite

2:1型の層状珪酸塩粘土鉱物の族名。層間に交換性陽イオンと水分子を有する。2八面体型と3八面体型に分類される。2八面体型スメクタイトの化学式は,(R3+ 2-yRy2+)(Si4x Alx)O10OH2・(M+,M2+1/2)x+y nH2O で表され,モンモリロン石・バイデル石・ノントロン石などがこれに属する。3八面体型スメクタイトの化学式は,(R2+ 3-y Ry3)(Si4xAlx)O10(OH)2・(M+,M2+1/2)x+ynH2O, またはLiの入った場合(R2+ 3-yLiy)(Si4x Alx)O10(OH)2・(M+,M2+1/2)x+ynH2Oで表され,サポー石・ヘクトライト・ソーコン石・スティーブンス石などがこれに属する。ここでRは八面体陽イオン,Mは層間陽イオン。層間陽イオンは交換性で,層間水の量nは層間陽イオンの種類や外界湿度によって変化。層間には水分子をかなり含むことが可能で,それにより層間を開き,膨潤する。また水分子のみならず,きわめて多くの有機物分子も層間に吸着し,粘土-有機複合体をつくる。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

岩石学辞典 「スメクタイト」の解説

スメクタイト

最初フラー土(fuller's earth)と同義であったが[Breithaupt : 1841],この語は英国では粘土鉱物のモンモリロナイト類として使用された.さらに膨張性の大きい粘土にも使用されている.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む