岩石学辞典 「スルデン岩」の解説 スルデン岩 花崗斑糲(はんれい)岩斑岩の一種でラブラドライトとまれに石英の斑晶が斜長石,正長石,角閃石,石英などのピロタキシティック組織の石基に含まれる岩石である[Stache & John : 1879].オルトレル岩(ortlerite)に類似した岩石であるが,より多くの石英を含んでいる[Tomkeieff : 1983].ホルムスは角閃石安山岩の一種としている[Holmes : 1920].南チロルのオルトレル・アルプス(Ortler Alps)のスルデンフェルナー(Suldenferner)に因む. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報