スワット(読み)すわっと(その他表記)Swat

日本大百科全書(ニッポニカ) 「スワット」の意味・わかりやすい解説

スワット
すわっと
Swat

パキスタン北西部、ノース・ウェスト・フロンティア州北部の地方名。カブール川の支流スワット川の流域にあたり、北部はコーヒスターン山地の山岳地帯、南部はスワット川の山間河谷平野である。上流部の山地斜面は森林に覆われ、同国の数少ない林業地である。河谷平野には水田が広がり、米、小麦を産し、果樹も多い。住民はパシュトゥン人を主とするが、北部山岳地帯にはコーヒスターニー人が住む。内陸アジアに至る交通路として重要で、ブトカラをはじめ2~5世紀の仏教遺跡が多い。

[応地利明]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む