ずぼる

精選版 日本国語大辞典 「ずぼる」の意味・読み・例文・類語

ずぼ・る

〘自ラ四〙
① 銭を使う。散財する。歌舞伎楽屋通言から出たという文化一八〇四‐一八)頃の上方流行語。〔大坂繁花風土記(1814)〕
② 入り浸る。
浅草紅団(1929‐30)〈川端康成五八桜田の店にずぼりこんで動かないものだから」
③ 怠ける。さぼる。
※いろは交友録(1953)〈徳川夢声〉し「大いに飲んでいた時代は、チョイチョイ出演をズボったものだ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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