普及版 字通 「セイ・スイ・うらなう」の読み・字形・画数・意味
12画
[字訓] うらなう
[説文解字]
[字形] 会意
祟(すい)+(又)(ゆう)。祟は呪霊をもつ獣の形。これを用いて呪詛を加え、あるいは防禦する呪儀を殺・という。〔説文〕三下に「楚の人、吉凶を卜問することを謂ひてと曰ふ」とあり、贅(ぜい)の音でよむ。〔儀礼、士冠礼、注〕に「筮は吉凶を問ふ以(ゆゑん)なり」とあって、筮と声義の近い字であろう。
[訓義]
1. うらなう、吉凶をうらなう。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 ウラナフ
[語系]
tjiuat、筮zjiatは声義近く、うらなう意。呪霊をもつ獣を以てするをといい、筮竹を以てするを筮という。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報