筮竹(読み)ゼイチク

百科事典マイペディアの解説

筮竹【ぜいちく】

(えき)に基づく占いの用具。めどぎとも。長さ30cmくらいの細い竹50本を使用する。これを一定の方式に従って両手でさばき,片手でつかみとった数によって算木(さんぎ)を配列する。
→関連項目卜筮

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占い用語集の解説

筮竹

に用いる道具。これを使って易の卦を立てる。最も古い時代に使用されたものは、(めどき)という植物を用いていたとされ、総数は五十本あり、細い方を基、太い方を末とする。現在は手に入れやすい竹棒を利用することが多く、40センチ程度のものが一般的に使用される。

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世界大百科事典 第2版の解説

ぜいちく【筮竹 shì zhú】

易占に使う細い竹製の棒。50本で一組。操作しやすいように上は太く下は細く作ってあるが,卦などは刻まれておらず,まったくの無地である。本来は,100年たつと1本から100茎が生じるという伝承のある,長命の多年生植物蓍(めどはぎ)の茎が使われたが,のちには竹で代用するようになった。筮という字のなかに(みこ)があるのは,巫に代わって筮=蓍が神と人との仲介をすることを表す。それで,古くは易(占)のことを筮と呼んだ。

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大辞林 第三版の解説

ぜいちく【筮竹】

易の占いに用いる竹製の細い棒。普通五〇本で一組になっている。

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精選版 日本国語大辞典の解説

ぜい‐ちく【筮竹】

〘名〙 うらないに用いる竹製の細い棒。竹製のめどぎ。ふつう、五〇本とする。
※落語・ちきり伊勢屋(1893‐94)〈禽語楼小さん〉「算木筮竹(ゼイチク)を取上げて易を立てれば」

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世界大百科事典内の筮竹の言及

【占い】より

…【植島 啓司】
【中国】
 中国では,竜山文化期(前2100年ごろ)にすでに占いがなされていたことが近年の出土資料によって判明している。この亀甲や獣骨のひび割れによって神意をうかがういわゆる亀卜(きぼく)は,殷代になるとさかんに行われたが,次の周代には筮竹(ぜいちく)による占いが台頭してくる。亀卜はその後も用いられたが,占いの本流は筮に移行してゆく。…

※「筮竹」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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