セジェスタ遺跡(読み)セジェスタいせき

世界の観光地名がわかる事典 「セジェスタ遺跡」の解説

セジェスタいせき【セジェスタ遺跡】

イタリア南部のシチリア島の中心都市パレルモ(Palermo)から約60km、セジェスタの町の郊外にあるバルバロ山の頂上から麓にかけて存在する、古代ギリシアの神殿やギリシア劇場、住居址(古代の町)の遺跡。バルバロ山山腹の標高305mの丘の上に、紀元前5世紀のドーリア式神殿が復元されている。また、標高431mの山頂に、劇場のある古代都市遺跡がある。シチリアは、ローマ支配以前の紀元前8世紀ごろからギリシア人の植民が始まり、いくつもの植民市が建設された。その後カルタゴの支配を受け、ポエニ戦争を経て古代ローマの属州となった歴史を持つ。遺跡に行くには、パレルモなどから鉄道、バスが利用できる。セジェスタ駅から遺跡までは、徒歩で2~3kmの距離である。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

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