dwelling site
人類が居住した痕跡の総称。旧石器時代の住居は,平地に主柱のないテント式の上屋をつくる形式。径3m前後,5人未満の人を収容できる移動性に富む生活に対応した構造。縄文時代早期末には定住を始め,竪穴を掘り,主柱で屋根を支える丈夫な構造となり,屋内に炉をもつ。前期には,大型の建物が登場。竪穴をもつ建物,平地式のものがあり,最大例は43m×5mと長大で,分布は北日本に集中。東日本では,ほかにやや小規模の掘立柱建物の跡があり,高床倉庫,モガリ施設,サケの乾燥小屋などの案が提出されている。弥生時代には,竪穴住居と高床倉庫がセットとなる。首長が住む建物,祭りのための建物などが現れ,大型の建物の性格が変わる。古墳時代には,支配階級の建物は一般の人々の住む空間から分離し,いっそう大型化。堅魚木
執筆者:春成 秀爾
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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