ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セメントボンドログ」の意味・わかりやすい解説 セメントボンドログcement bond logging 音波検層法の一種で,坑井のケーシング (ケーシングパイプ ) および地層を伝わる音波の振幅の減衰の程度を測定し,ケーシング周囲のセメントがケーシングおよび地層に固着している程度を調査するもの。超音波発信器,受信器と一体になっている測定電極をケーシング内に挿入し,音波がケーシング内を走行して受信器に到達したときの音波振幅を測定する。音波の振幅の減衰が大きいほど,セメントがケーシングと地層に固着している程度が大きく,良好なセメンティングの状態であることを示す。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by