ケーシング(その他表記)casing

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「ケーシング」の意味・読み・例文・類語

ケーシング

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] casing )
  2. 包装。外箱。また、外被
  3. 油井、井戸などの鉄管。パイプ。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ケーシング」の意味・わかりやすい解説

ケーシング
casing

羊および豚の腸の外皮水洗塩漬にしたもの。ハムやソーセージの包装に用いる。腸の肉質部分を取除くため裏返してある。腸の代りに同質の繊維質でこしらえたものもケーシングと呼んで利用している。

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栄養・生化学辞典 「ケーシング」の解説

ケーシング

 ソーセージなどの製造にあたり肉製品を詰めるための材料.普通そのまま食べてしまうものが用いられる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のケーシングの言及

【ソーセージ】より

…細切した肉類に香辛料などを加えて練りあわせ,腸管や合成樹脂,セルロースなどでできたケーシングに詰めた食肉製品の総称。ラテン語の塩漬を意味するsalsusに由来する。…

【タイヤ】より


[構造と機能]
 タイヤを構成するおもな部分はカーカス,トレッド,サイドウォール,ブレーカー,ビードワイヤ,チェーファーである(図1)。カーカスcarcassはケーシングとも呼ばれ,タイヤ内に充てんされた空気圧を保って外形を形成する強度部材で,ナイロン,レーヨン,ポリエステルなどのコードをすだれ状にしてゴムで被覆してある。カーカスが,このコードを斜め方向に交互に重ね合わせて構成されているタイヤをバイアスタイヤbias tireと呼び,乗用車の一部,バスやトラックに用いられている。…

※「ケーシング」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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