セメントモルタル

デジタル大辞泉 「セメントモルタル」の意味・読み・例文・類語

セメント‐モルタル(cement mortar)

セメントと水と砂を練りまぜたもの。塗装・煉瓦れんが積み・タイル貼りなどに使用モルタル

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精選版 日本国語大辞典 「セメントモルタル」の意味・読み・例文・類語

セメント‐モルタル

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] cement mortar ) セメントと砂を水で練り合わせたもの。水分の少ないものを堅練りモルタル、多いものを柔練りモルタルという。塗装、レンガ積み、石積み、瓦(かわら)・タイルの張付けなど、土木建築用の接合剤として広く用いられる。モルタル。

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世界大百科事典(旧版)内のセメントモルタルの言及

【スタッコ】より

…ストゥッコとも呼び,化粧しっくいと訳される。通例,消石灰に大理石粉,粘土粉,砂,顔料などを混入して練ったもので,細工するときは軟らかく,硬化すると耐久性をもち,現在多用されているセメント・モルタルもその一種である。古代の日乾煉瓦造の建物では,はじめ表面に泥を塗って保護したが,やがて石灰スタッコで塗り上げ,白い滑らかな壁面とすることが一般化した。…

【モルタル】より

…ふつうはセメントと砂を適量ずつ混ぜ,水を加えて練り上げたもの,すなわちセメントモルタルのことをいう。防水性,施工性,付着性など,ある種の性質を向上させる目的で少量の混和剤を加えることもある。…

※「セメントモルタル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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