現代外国人名録2016 「セルゲイボドロフ」の解説
セルゲイ ボドロフ
Sergei Bodrov
- 職業・肩書
- 映画監督,脚本家
- 国籍
- ロシア
- 生年月日
- 1948年6月28日
- 出生地
- ソ連ロシア共和国ハバロフスク(ロシア)
- 本名
- Bodrov,Sergei Vladimirovich
- 学歴
- ロシア国立映画学校脚本科〔1974年〕卒
- 受賞
- カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞・観客賞〔1997年〕「コーカサスの虜」,カルロヴィヴァリ国際映画祭グランプリ〔1996年〕「コーカサスの虜」,ソチ映画祭グランプリ「コーカサスの虜」
- 経歴
- 風刺雑誌記者を経て、1970年代から映画製作を始める。モスフィルムで照明係として働き、タルコフスキーの「ストーカー」に参加。’84年映画監督となり、’85年「Non Professionals」で長編デビュー。’89年「自由はパラダイス」で国際的に高い評価を受けた。米国人の写真家と結婚し、米国とモスクワを往復して映画製作を続ける。’96年監督・脚本・製作を務めた「コーカサスの虜」でカンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞。アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされる。2008年浅野忠信を主人公のチンギス・ハーン役に起用した「モンゴル」(2007年)でも同賞にノミネートされた。他の監督作品に「モスクワ・天使のいない夜」(1992年)、「The Quickie」(2001年)、「ベアーズ・キス」(2002年)、「ヤクザガール 二代目は10歳」(2011年)、脚本作品に「サムバディ・トゥ・ラブ」(1994年)、「イースト/ウェスト 遙かなる祖国」(’99年)など。1994年来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報