セン・さかん

普及版 字通 「セン・さかん」の読み・字形・画数・意味


12画

[字音] セン
[字訓] さかん

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(扇)(せん)。〔説文〕八上に「(しせい)なり」とし、「詩に曰く妻(ゑんさい)(さか)んに方(まさ)に處(を)る」と〔詩、小雅、十月之交〕の句を引く。今本に字を(せん)に作る。〔漢書、谷永伝〕に「閻妻嬌」とあるのは〔三家詩〕によるもので、が初文。のちに作り、盛の義によってとなるが、〔説文〕〔玉〕にを収めない。

[訓義]
1. さかん。
2. 字はまた、に作る。

[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 止比良(とびら)〔立〕 サカユ 〔名義抄 カトキ・トビラ・サカユ

[語系]
sjianは同声。sjienと声近く、もと神威を発するような状態をいう語であろう。

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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