普及版 字通 の解説
10画
(異体字)
7画
[字訓] よだれ
[説文解字]
[字形] 会意
正字は(せん)。水+欠(けん)。〔説文〕八下に「欲の口液なり」という。欠は口を開く形。はその形声の字。口液をいう。
[訓義]
1. よだれ。
2. 羨望の意、ほしがる、うらやむ。
3. つらなり垂れる、ながれるさま。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 アクテ(チ)・クチノアセ/ ヨタリ・ツハキ・ハナタリ
[部首]
〔説文〕部に羨・盜(盗)を属する。
[声系]
〔説文〕に声の字なく、羨(えん)声二字を収める。
[語系]
(・)・羨zianは同声。(延)・衍jian、(沿)jiuanも声近く、あふれて伝い流れるものをいう。
[熟語]
滑▶・衣▶・水▶・滴▶・篆▶・沫▶・蝣▶・流▶
[下接語]
・蝸・・香・垂・堕・吐・・流・竜
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報