センチヌム(その他表記)Sentinum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「センチヌム」の意味・わかりやすい解説

センチヌム
Sentinum

古代イタリアのウンブリア地方の都市。アペニン山系の東側斜面にあり,現サッソフェラート近郊。前 295年イタリアの覇権をめぐるローマサムニウム人,ガリア人との戦場となる。ローマの将デキウス・ムスはこの地で身命を神に捧げて戦死し,ローマを勝利に導いたとされる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android