センチヌム(その他表記)Sentinum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「センチヌム」の意味・わかりやすい解説

センチヌム
Sentinum

古代イタリアのウンブリア地方の都市。アペニン山系の東側斜面にあり,現サッソフェラート近郊。前 295年イタリアの覇権をめぐるローマサムニウム人,ガリア人との戦場となる。ローマの将デキウス・ムスはこの地で身命を神に捧げて戦死し,ローマを勝利に導いたとされる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android