ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説 セントアンドルーズ・ゴルフクラブRoyal and Ancient Golf Club of St.Andrews イギリスのゴルフクラブの一つで,世界で最も古い歴史と伝統をもつ。ゴルフの総本山とされ,R&Aと略していう場合はイギリス・ゴルフ協会をさす。 1754年 22人の貴族によって結成され,このクラブによりそれまで不文律にすぎなかったルールが,初めて 13ヵ条のものとして成文化された。 1834年にはウィリアム4世によりロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフクラブ・オブ・セントアンドルーズの名称が与えられるとともに,全イギリスのゴルフクラブの指導的地位に立ってルールの制定,選手権大会の運営などを司ることとなった。イギリスには全国的な協会組織が存在しないためにセントアンドルーズがイギリスの全クラブの頂点としてゴルフ協会の役割を果たしている。全米ゴルフ協会 USGAと協力しながら世界のゴルフルールを決定し,4年ごと (オリンピック開催年) に見直しを行なっている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by