総本山(読み)ソウホンザン

デジタル大辞泉 「総本山」の意味・読み・例文・類語

そう‐ほんざん【総本山】

本山上位にあって、一宗一派を統轄する寺。
その分野全体の中心とみなされるところ。「東洋医学総本山
[類語]本山大本山本寺

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「総本山」の意味・読み・例文・類語

そう‐ほんざん【総本山】

〘名〙
① 本山の上にあって一宗・一派を統括する寺。一宗の各本山を統括する寺。その宗派法脈を嗣ぎ、法務を総括する寺。総本寺
※教部省達番外‐明治六年(1873)八月三〇日「日蓮宗管長 其宗内従来総本山無之候処七本寺抔唱候は無謂儀に付」
② 転じて、一般に、多くを統括する人。また、物事の大もとにあたるところ。総本寺。
福翁自伝(1899)〈福沢諭吉〉始めて亜米利加に渡る「蘭学医の総本山(ソウホンザン)とでも名を命(つ)けて宜しい名家」

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