ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セーヌエマルヌ県」の意味・わかりやすい解説 セーヌエマルヌ〔県〕セーヌエマルヌSeine-et-Marne フランス北部,イルドフランス地域 (レジオン) の県。県都ムラン。パリ東方にあり,黄土におおわれた湿潤なブリ台地が大部分を占める。穀類,テンサイ,ブドウなどが栽培されるほか,酪農も盛んで,ブリ,クロミエなどの銘柄のチーズを産する。セーヌ,マルヌ両川とその支流に沿って,ムラン,モー,クロミエ,モントローフォーティヨンヌなどの小工業都市がある。南部,セーヌ川左岸にはフォンテンブローの森が広がり,旧王宮のある公園として,パリ市民の憩いの場になっている。面積 5915km2。人口 107万 8166 (1990) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by