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黄土 おうど loess

翻訳|loess

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

黄土
おうど
loess

粘土,細砂からなり,均質,多孔質,粗鬆(そしょう)な黄褐色の土。レスともいう。無層理で風化によって縦の割れ目が発達する。石灰分 CaCO3が多く,これが黄土小僧しょうが石と呼ばれる特有の結核となって含まれる。

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黄土
こうど

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デジタル大辞泉の解説

おう‐ど〔ワウ‐〕【黄土】

風で運ばれて堆積した淡黄色または灰黄色の細粒の土。中国北部・ヨーロッパ・北アメリカ・北アフリカ・ニュージーランドなどに分布。レス。こうど。
珪酸(けいさん)アルミニウムに酸化鉄を含んだもの。天然の黄色顔料で、塗料・人造石・セメント絵の具などに使用。オーカー。オークル。こうど。

こう‐ど〔クワウ‐〕【黄土】

おうど(黄土)1
死後の世界。あの世。黄泉(こうせん)。
「無限の遺恨(うらみ)を―に齎(もたら)して」〈魯庵社会百面相

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百科事典マイペディアの解説

黄土【おうど】

レス

黄土【こうど】

レス

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岩石学辞典の解説

黄土

均質で層理がないシルト粒度の黄色い堆積物で,北西ヨーロッパから中国の地域に産出し,米国にも産出する.垂直の節理がよく発達し,炭酸カルシウムが広く染みこみ,しばしば草の根を取り巻いて堆積したことを示す垂直の管が存在する.炭酸塩の団塊が黄土人形(loess dolls ; loess puppchen)を作る.石英は多量に含まれている.一般に風で吹かれた砂塵の濃集したものと考えられている[Ganssen : 1927, Ollier : 1969].cold loess, infusion loess, warm leoesなどがある.ドイツ語のloessは緩んだとの意味.

黄土

天然に産する鉱物性の色素.風化残留物で形成され,一般にはゲーサイト,褐鉄鉱,赤鉄鉱,酸化マンガンからなり,様々な粘土を含んでいる.黄土は褪色しない絵具として使用され,赤色,黄色,褐色の深い色合いとなる.鉄とマンガンの比率は絵の色に影響する.イタリアシエナ(Sienna)は良く知られた黄褐色の黄土を産する.この語は,クローム・オカー(chrome ochre)やウラン・オカー(uran ochre)などのように,他の分解した物質にも用いられる[Hill : 1774, Lingdren : 1928, Bateman : 1952].

出典|朝倉書店
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大辞林 第三版の解説

おうど【黄土】

〔「こうど」とも〕
風に運ばれて堆積した、淡黄色または灰黄色の微砂や粘土。中国の華北、ヨーロッパ中部、北アメリカ、アフリカ北部などに広く分布。レス。
酸化鉄の粉末。粘土に混ぜてくすんだ黄色の顔料・塗料などにする。オークル。オーカー。

こうど【黄土】

出典|三省堂
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世界大百科事典内の黄土の言及

【絵具】より

…奈良時代の《絵因果経》に使われた赤色は丹である。黄色には酸化鉄から成る黄土と,ヒ素の硫化物の石黄があり,石黄は,雄黄や雌黄などとも呼ばれ強い毒薬としても使われた。白には白土,鉛白などがあり,白土はカオリンを含む陶土で壁画や木彫彩色など各所に古くから使われた。…

【レス】より

…第四紀の氷期に大陸氷河の周辺地域や砂漠地域から風で運ばれて陸上に厚く堆積した,淡黄色ないし灰黄色を呈する非固結の風成堆積物。黄土(おうど∥こうど)ともいう。中国の北部・東北部,中央アジア,ヨーロッパ・ロシア南部,中部ヨーロッパ,北アフリカ,北アメリカ中央部,アルゼンチン,ニュージーランドなどに広く分布し,世界の陸地表面の約10%をおおっている。…

【レース】より

…衣服や衣服の装飾,アクセサリー,カーテンやテーブル掛けなどの部屋飾りに用いられる透し模様のある布。俗ラテン語のラキウムlacium(〈結んでできる輪〉の意)を語源とし,1本または何本かの糸を,かがる,からげる,編む,結ぶ,より合わせる,組み合わせるなどして透し模様にしたものをいう。しかし広義には,はじめに布があってその布の一部を切り取る,織り糸を引きしぼる,あるいは抜き取ってかがるなどして透し模様にしたもの,また網状の布(ネットやチュールなど)に模様を刺繡してレース状に加工したものもレースの名で呼ばれる。…

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