普及版 字通 「ゼン・ひげ・ほおひげ」の読み・字形・画数・意味
14画
(異体字)
15画
[字訓] ひげ・ほおひげ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(ぜん)。〔説文〕九上にを正字として「頰の須(ひげ)なり」とし、〔釈名、釈形体〕に「頰の耳旁に在るをと曰ふ。口に隨ひて動搖すること然たるなり」という。字条九下に「毛たるなり」とあって、は毛の象形である。
[訓義]
1. ひげ、ほおひげ。
[古辞書の訓]
〔立〕 ヒゲ・シモツヒゲ・ヒゲノカミ 〔字鏡集〕 ヒゲ・ツラノケ
[語系]
・・njiamは同声。〔説文〕には「毛たるなり」、十二下は「長の皃(かたち)なり」とあり、はそのとして長く垂れるひげをいう。
[熟語]
閹▶・口▶・▶・鬚▶・▶・▶・奴▶・夫▶・竜▶・▶・麗▶
[下接語]
握・・掀・銀・胡・紅・皓・髭・鬚・松・垂・衰・青・赤・雪・双・蒼・霜・多・長・怒・白・美・捫・羊・竜・緑
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報