ことわざを知る辞典 「そうは問屋が卸さない」の解説 そうは問屋が卸さない 自分勝手に都合よいことを言っているが、そんなに思いどおりにうまくいきはしない。また、そう簡単に思いどおりにはさせない。 [使用例] さぞ儲けたいだろうが、そうは問とい屋やで卸さない、こちとらだけで儲ける仕事なんだから、諦めて早く帰れと言うんである[夏目漱石*坑夫|1908] [解説] そうはいかない(いかせるものか)という気持ちをそのまま口にせず、軽口混じりにひねりを利かせた表現。「そうは虎の皮のふんどし」「そうは烏賊の金玉」の類で、相手の注文に乗らないというところから、問屋を引き合いに出したもの。 出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報 Sponserd by