ソウルフード(読み)そうるふーど

知恵蔵mini 「ソウルフード」の解説

ソウルフード

ある程度以上の歴史をもち好意的な思い入れをもたれている、その地域特有の食べ物のこと。もともとソウルフードとは米国南部の黒人の伝統的な料理のことだが、特に2000年以降の日本ではソウル(魂、精神)との意味から派生し、各地特有の郷土料理などを指すことがほとんどとなっている。北海道のジンギスカン山形芋煮、東京・月島のもんじゃ、大阪のたこ焼き、香川県の讃岐うどん博多豚骨ラーメンなどの有名なものから、全国的にはほとんど知られていない地場料理や菓子類、特産物などまで幅広い食べ物に対し用いられている。

(2016-3-30)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む