そぐなう

精選版 日本国語大辞典 「そぐなう」の意味・読み・例文・類語

そぐ‐な・う‥なふ

  1. 〘 自動詞 ワ行五(ハ四) 〙 よくつり合う。多く打消の語を伴って用いる。
    1. [初出の実例]「手にそぐなわぬ若後家の珠数」(出典:洒落本・白狐通(1800))
    2. 「勿体ないほどの有難さも、万一(もし)身にそぐなはぬ事ならばと案じられまして」(出典われから(1896)〈樋口一葉〉九)

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