そそり上ぐ(読み)そそりあぐ

精選版 日本国語大辞典 「そそり上ぐ」の意味・読み・例文・類語

そそり‐あ・ぐ【そそり上】

  1. 〘 他動詞 ガ下二段活用 〙
  2. ゆすり上げる。ゆすって高くあげる。
    1. [初出の実例]「〈本〉揺(ゆす)り上げよ曾々利安介(ソソリアケ)」(出典神楽歌(9C後)早歌)
  3. おだてあげる。あおりたてる。そそりたてる。
    1. [初出の実例]「太上皇と云てそそりあけらるるぞ」(出典:四河入海(17C前)一)
  4. にぎやかに浮かれ騒ぐ。
    1. [初出の実例]「自慢の花の禿を四五人のせて、太鼓共にそそりあげさせ」(出典:浮世草子・風流連理𢢫(1735)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む