デジタル大辞泉 「そそり立てる」の意味・読み・例文・類語 そそり‐た・てる【そそり立てる】 [動タ下一][文]そそりた・つ[タ下二]1 ある気持ちをしきりに起こさせる。あおり立てる。「好奇心が―・てられた」2 おだてあげる。騒ぎたてる。「瑞相ずいさうめでたしめでたしと―・つれば」〈浄・浪花鑑〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「そそり立てる」の意味・読み・例文・類語 そそり‐た・てる【そそり立】 〘 他動詞 タ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]そそりた・つ 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙① おだてる。あおりたてる。また、やかましくいう。[初出の実例]「著いたとあるの便をば、早速見せて下されとそそり立つれば、二人もまた泪はあれど」(出典:浄瑠璃・袂の白しぼり(1710頃)上)② 感情をさそう。その気持を起こさせる。[初出の実例]「春のそそり立てられるやうな日の中で」(出典:微温(1909)〈水野葉舟〉五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例