ソトオリイワシ(読み)そとおりいわし

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ソトオリイワシ」の意味・わかりやすい解説

ソトオリイワシ
そとおりいわし / 外折鰯
[学] Neoscopelus macrolepidotus

硬骨魚綱ハダカイワシ目ソトオリイワシ科に属する海水魚。世界中の深海に広く分布する。全長15センチメートル内外で、体は延長して側扁(そくへん)し、背びれと尾柄(びへい)の中間脂びれがある。また、発光器が腹中線上に1列、その両側に2、3列、体側発光器は臀(しり)びれ基部上方に達しない。胸びれは18~19軟条、臀びれは11~13軟条からなる。

 近縁種に、体側発光器が臀びれ後端上まで達するサンゴイワシN. microchirや、体側発光器が4群に分割されるシチゴイワシN. porosusがある。

[上野輝彌]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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