脂鰭(読み)アブラビレ

デジタル大辞泉 「脂鰭」の意味・読み・例文・類語

あぶら‐びれ【脂×鰭】

サケマスアユなどの背びれ尾びれとの間にある肉質状の特殊なひれ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「脂鰭」の意味・読み・例文・類語

あぶら‐びれ【脂鰭】

  1. 〘 名詞 〙 サケ、マス、アユなどの背鰭尾鰭の間にある鰭状の突起鰭条を持たない。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の脂鰭の言及

【ひれ(鰭)】より

…ニシンやサケなどのひれは棘を欠き,軟条のみを備え,マダイやカツオなどのひれは棘と軟条とを備える。サケの仲間には背びれ後方に1個の鰭条のない脂(あぶら)びれがある。またカツオ・マグロの仲間では背びれとしりびれの後方にそれぞれ数基の小離鰭と呼ばれるひれが並んでいる。…

※「脂鰭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

一富士二鷹三茄子

初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。[補説]一に富士山、二に愛鷹あしたか山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。...

一富士二鷹三茄子の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android