化学辞典 第2版 「ソムレー転位」の解説
ソムレー転位
ソムレーテンイ
Sommelet rearrangement
ソムレー-ハウザー転位(Sommelet-Hauser rearrangement)ともいう.トリアルキルベンジルアンモニウム塩に強塩基を作用させると,オルト位への転位によりo-アミノメチルトルエンが生成する反応.強塩基としては,フェニルリチウム,ナトリウムアミドなどが用いられるが,しばしばスティーブンス転位やホフマン分解と競合する.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報