「ひとまとめにして売買すること」の意の「ぞっき」からか。また、一説に、殺(そ)ぎ屋の変化した語という。
…新本だが正規の定価よりも安く売られる特価本の異称で,見切本,数物(かずもの),擦れ本(すれぼん)などとも呼ばれる。ぞっき本という異称が生まれたのは,一説にはぞっき本を扱う〈ぞっき屋〉が元は〈そぎや〉と呼ばれていたためであるという。〈そぎや〉とは皮などをはいで仕分ける〈殺屋〉あるいは〈削屋〉の意で,このことから見切品の値をそいで仕入れるという意味が生じ,ぞっき本という言葉が生まれた。…
※「ぞっき屋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...