ぞっき(読み)ゾッキ

精選版 日本国語大辞典 「ぞっき」の意味・読み・例文・類語

ぞっ‐き

  1. 〘 名詞 〙
  2. まぜもののないこと。また、全部同じものでまとまっていること。
    1. [初出の実例]「ぞっ生(キ)の米のめしをくらって」(出典洒落本・新吾左出放題盲牛(1781)才六会拐)
  3. 全部ひとまとめにして売買すること。
    1. [初出の実例]「ぞっきで直をよく買ひなせえ」(出典:歌舞伎・霜夜鐘十字辻筮(1880)二幕)
  4. ぞっきぼん(━本)」の略。
    1. [初出の実例]「印税が一銭も私の方に来ないうち、この本は夜店のゾッキに出てる、という報告が友人からあった」(出典:いろは交友録(1953)〈徳川夢声〉す)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む