タ・おちる

普及版 字通 「タ・おちる」の読み・字形・画数・意味


9画

[字音]
[字訓] おちる

[説文解字]

[字形] 形声
声符は多(た)。〔説文〕十四下に「つるなり」、〔広雅、釈詁一〕に「壞(やぶ)るるなり」、〔玉〕に「小なり」とあり、少しく崩落することをいう。字はまた・堕に作り、隋と同系の語。

[訓義]
1. おちる、くずれる、すこしくずれおちる。
2. やぶれる。

[古辞書の訓]
名義抄 ヲチル 〔立〕 ヲツ・クヅル・フス 〔字鏡集〕 ヲチイル・ヤブル・ヲツ

[語系]
・隋・墮(堕)duaiは同声。tuaiと声義近く、同系の語。

[熟語]

[下接語]
・陂

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android