普及版 字通 「タク・うつ・たたく」の読み・字形・画数・意味
12画
[字訓] うつ・たたく
[説文解字]
[字形] 会意
(たく)+攴(ぼく)。は獣の牡器を(う)って去勢する意。はその去勢の法を示す字である。〔説文〕三下に「つなり」とするが、去陰のために撃つことをいう。(たく)と声義近く、は蜀(獣の牡器)を撃つ形の字である。
[訓義]
1. うつ、たたく、牡器を(う)って去勢する。
2. たたくおと。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 ウツ
[語系]
thiok、teok、tiokは声義近く、は獣の牡器に撲を加える意、はその行為を示す。は獣の牡器を示す蜀に攴を加える形。獣には配匹をえないものが多く、それを獨(独)という。
[熟語]
撃▶・撲▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報