タグシステム(その他表記)tag system

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タグシステム」の意味・わかりやすい解説

タグシステム
tag system

タグすなわち値札をデータとして,商品に関する必要な情報を集めるシステム。そのため通常は顧客向けの値札のほかに,集計用の特別な値札のついた二連タグが使用され,商品の売れるたびに集計用のタグをはずして集計に回される。集計用の値札には,あらかじめ品番,商品名,季節,色柄,サイズ,スタイル,材質原価,価格,取引先売場など必要なデータが穿孔されていたり (穴あきタグ) ,磁気化されている (磁気タグ) ため,コンピュータによって自動的に必要な情報を分析,入手することができる。商品管理の方法としてすぐれているが,集計費用も多額なため,デパートや専門店などでは比較的高価な商品について実施しているのが現状のようである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む