たじろぎ(読み)タジロギ

デジタル大辞泉 「たじろぎ」の意味・読み・例文・類語

たじろぎ〔たぢろぎ〕

《古くは「たじろき」》
たじろぐこと。気おくれすること。「少々のことではたじろぎもしない」
うまく進行できないでぐずぐずすること。ためらうこと。逡巡しゅんじゅん
「さやうならむ―に、絶えぬべきわざなり」〈帚木

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「たじろぎ」の意味・読み・例文・類語

たじろぎたぢろぎ

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「たじろぐ」の連用形名詞化。古くは「たじろき」 ) 順調に進めないで、ぐずぐずすること。ためらうこと。逡巡(しゅんじゅん)
    1. [初出の実例]「さる方のよすがに思ひてもありぬべきに、さやうならんたちろきに、たえぬべきわざなり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)帚木)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む