たちまの国にしかたにつき(読み)たちまのくににしかたにつき

日本歴史地名大系 の解説

たちまの国にしかたにつき(但馬国にしかた日記)
たちまのくににしかたにつき

一冊 吉久編

成立 弘治三年

原本 神宮文庫

解説 伊勢下中之郷の御師吉久が記した御祓配りの日記。美濃判六一丁に檀那名と土産を書上げる。配列大屋八木・小代・兎束・射添の庄郷と美含(竹野地区を除く)二方の郡に区分され、ほぼ但馬国の西半にあたる。書上げられた人々は武士名主・諸職など当時の有力者、村の支配層である。「但馬史研究」一三号(平成二年刊)所収

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android