たっぴつ(読み)タッピツ

デジタル大辞泉 「たっぴつ」の意味・読み・例文・類語

たっぴつ

[形動][文][ナリ]満ちあふれるほどたくさんあるさま。
杯洗すましの水は…水ぎれだ。かわりを―にもってきな」〈魯文安愚楽鍋

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「たっぴつ」の意味・読み・例文・類語

たっぴつ

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 動詞「たらう(足)」に完了の助動詞「つ」の付いた「たらい(足)つ」から変化した語か ) 満ちあふれるほど十分なさま。たくさん。
    1. [初出の実例]「その悦びだといってこの通り、酒肴もたっぴつに」(出典:歌舞伎・与話情浮名横櫛(切られ与三)(1853)三幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む