たな(読み)タナ

デジタル大辞泉 「たな」の意味・読み・例文・類語

たな

[接頭]動詞に付いて、すっかり、まったく、十分に、などの意を添える。「たなぐもる」「たな知る」

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精選版 日本国語大辞典 「たな」の意味・読み・例文・類語

たな

  1. 〘 接頭語 〙 動詞に付いて、すっかり、全く、十分になどの意を添える。「たな知る」「たな曇る」など。

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百科事典マイペディア 「たな」の意味・わかりやすい解説

タナ[湖]【タナ】

ツァナ湖とも。エチオピア高原北部にある同国最大の湖。面積2156km2。湖面標高1788m,水深は最大15m。青ナイル水源。16―17世紀ごろポルトガルの宣教師探検
→関連項目ブルース

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知恵蔵 「たな」の解説

タナ

魚が餌を取ったり遊泳したりする層のこと。この層をどう読むかによって、釣果は大きく違ってくる。水面をトップ・ウオーター水面下の浅い部分をシャロー水中中間層ミドル、底に近い部分をディープ、水底ボトムともいう。ヘラブナ釣りでは、浅いタナを釣るのをカッツケ、中間層を宙釣り、底付近を底釣りという。

(森田秀巳 アウトドアライター / 2007年)

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世界大百科事典(旧版)内のたなの言及

【タンナ[島]】より

…南西太平洋,バヌアツ共和国南部にある火山島。タナTana島とも呼ぶ。面積549km2,人口約1万。…

【おんぶ】より

…江戸時代以前の背負い方は今日とは異なり,母親の着物の中に赤ん坊を入れる。さらに着物の上から赤ん坊のおしりの部分に〈タナ〉(反縄(たんなわ)の略)と呼ばれる幅広の布をかけ,前で結ぶ場合もある。また来日した欧米人(L.フロイス,E.S.モース等)は,幼い少女が赤ん坊を背中にひもでくくりつけていることを報告している。…

【和船】より

…重厚な浮体であるから,とっぷり水につかった浮び方になるのは当然である。この対策として,刳舟の全長にわたる広幅の厚板(〈タナ〉と呼ばれる。棚または枻の字をあてる)を両玄の上方に取り付けて波浪の打込みを防ぎ積載量の増大を図るようになる。…

【被り物】より

…労働用のものとしては手ぬぐいの系統が卓越している。特に東北地方で郷土色豊かな被り物が発達していて,秋田県の5尺の〈ながてぬげ〉や,〈たな〉と称される目と口だけ出してかぶる長い布が知られている。手ぬぐいかぶりの上に鉢巻をする風もみられる。…

※「たな」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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