タブラー

百科事典マイペディア 「タブラー」の意味・わかりやすい解説

タブラー

北インドの一面太鼓。バーヤーンのバーヤーと呼ばれる太鼓とともに用いられ,二つ一組でタブラーとも。木をくり抜いた胴のタブラーを右手打ち,金属か素焼きの胴のバーヤーンは左手で打つ。主音に調律し(バーヤーンはタブラーの1オクターブ下),皮膜の表面に炭と膠などを混ぜた練物を付けたり,打つ場所や使う指を変えて音色を変化させる。古典音楽だけでなく,民謡ポピュラー音楽舞踊伴奏などに欠かせない楽器。
→関連項目カヤールシャーナーイヒンドゥスターニー音楽

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む